今回は、イタリアのホテルの格付システムについてご説明します。弊社が取り扱っている靴とホテルとは関係ありませんが、弊社では定期的にイタリア出張がありイタリアには縁がございます。ホテルの格付には様々なルールがあり分かりにくいので、今回はイタリアの星システムについてまとめてみました！
まず、世界各国の"星"のシステムについてですが、国際的に統一された基準は存在しません。国によってルールが異なり、民間組織による格付が支配的な国もあれば、業界団体が定めている格付が支配的な国もあれば、法で定められた客観的な基準がある場合もあります。
日本は明確な基準が無い国です。日本のホテルの星は、予約サイトが決めていたりガイドブックが決めていたりするものです。
では本題、イタリアの格付システムのご紹介です。
イタリアは観光産業が盛んなだけあり、法で定められた格付のルールがある国です。
格付標準化の試みは1925年から始まっており、現在の"Italy Stars & Rating"システムは、”PRESIDENZA DEL CONSIGLIO DEI MINISTRI DIPARTIMENTO PER LO SVILUPPO E LA COMPETITIVITA' DEL TURISMO - Decreto 21 ottobre 2008"で規定されています。
星ごとの内容の違いをまとめたので下記ご覧ください。
※宿泊税は市税のため、都市によって異なります。
いかがでしょうか？
5つ星ホテルというと、いかにも高級なホテルという印象を受ける方も多いと思いますが、イタリアの場合は設備・サービスの要件を満たせば星が獲得できるシステムです。
同じ星の中でも、ホテルの満足度は大きく異なると思うので、星はあくまで参考で、レビュー等の情報を大事にしてホテルをお選びください！
以上です！